ケルクショーズ・イリヤ 3号店(Quelque chose, Il y a - troisième)

Il solito tran tran(でも明日は何か新しいことを考えるだろうか……)

エーデルワイスも知らないで

 20年以上も生きていて、知らないことは身近にも山ほど――花ほど――ある。

 

 小説の調べ物をしていたら、ツイッターで「エーデルワイス」が花であることを初めて知った。恥ずかしいことに、なんとなく町の名前かと思っていた。

 

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 高校の選択音楽では、担当の先生が作曲家で、映画『The Sound of Music』のなかに出てくる楽曲の編曲をしてくれて、みんなで歌っていた。そのなかに「エーデルワイス」という楽曲もあって、英語かなんかで歌っていた気がする。

 

 それなのにエーデルワイスについて知らず、適当に生きてきたのがよくわかる。調べたらスイスで有名な花だと言うので、ドイツ語で調べたら面白いものが出てきた。

 

Jahrhundert allmählich die Alpen als Ziel für frühe Touristen wichtig wurden, erhielt die Blume ihre heutige Bedeutung nicht nur als nationales, sondern auch als Symbol der Liebe und der Tapferkeit. Da es beim frühen – romantischen – Alpinismus vor allem um die Nähe zur Natur, um körperliche Ertüchtigung und Mut ging, stellte das vornehmlich an eher unzugänglichen, gefährlichen Lagen wachsende Edelweiß eine Mutprobe dar, die die Tapferkeit und Kraft des Sammlers beweisen sollte. Aus demselben Grund avancierte das Edelweiß zum Liebessymbol, schließlich war sie ein ganz besonderes Geschenk. So mancher liebesstolle Jüngling ist beim Versuch, ein Edelweiß zu pflücken, tödlich verunglückt. ―― Edelweiß – Alpenblume mit hoher symbolischer Bedeutung

 

 「愛と勇気の象徴 Symbol der Liebe und der Tapferkeit」なんですと、もちろんそれも初めて知った。ドイツ語では勇気のことをタップファーカイトって言うらしい。

 

 初期のアルピニストたちにとっては危険なところに咲くエーデルワイスが勇敢さの傍証で、つまりすごく特別な贈り物(ganz besonderes Geschenk)にもなるので、若者がめっちゃ怪我したというエピソードが書いてあった。魅惑の花。

 

 エーデルワイス、あなどれない――そんなことを思った。小学生並みの感想。機会があれば本物を香ってみたい、すごく。

 

 そして、エーデルワイスはスイスの花。学名はライオンの足(レオントポディウム Leontopodium)。覚えたのでもう恥ずかしくない。