ケルクショーズ・イリヤ 3号店(Quelque chose, Il y a - troisième)

Il solito tran tran(でも明日は何か新しいことを考えるだろうか……)

展示会、ときどきイベント

山田尚子監督『リズと青い鳥』、ずっとずっと一緒だと思っていたふたりの希望的な抹消線

『リズと青い鳥』を観てきた。一回目は御徒町のTOHOシネマズで観たのだけれど、私生活が忙しすぎて感想を出力する間もなく消費されてしまった。 今回はシネマシティで極上音響上映があるとのことだったので、シネマシティで観た。最高だった。正直、「リズと…

ログミーTech Live#1「サーバーサイド開発最前線」、イベントをログする会社がイベントを主催した日

最強と名高い「京成線」が台風の塩害によってついに倒れた日。私の近所の押上駅では、サラリーマンが駅員にキレていた。文句を思いつくたびに、安っぽいビニール傘で地面を叩く。駅員は温度の低い対応をする。駅も電車も悲鳴をあげていた。 ログミーTechのイ…

伊東屋「INK.Ink.ink! ~インク沼へようこそ~」展、1,000種類のインクでつくられた湖沼に浸かって

銀座伊東屋の地下ホール(G.Itoya InspirationHall)でひっそりと開催された「INK.Ink.ink!」展に行ってきた。というか例のごとく文具オタクのShikimiさんに連れられてきた。 伊東屋のバイヤーさんによると三つ目の「ink」を強く発音するらしい。アントニオ…

横浜美術館「モネ それからの100年」展、私たちが現代アートに参加するということ(現代アート自体はそんなにむずかしいことじゃない)

20時、夜の美術館。いつもは列ができている横浜美術館だけど、ありがたいことにとても空いていた。子どもも高齢者も、ちょっとやりたいほうだいな感じでよかった。私もエントランスでけっこう写真をとっていた。被写体になってくれたのは、このブログのアイ…

冨安由真「くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams」展、私の自動化を摘発する靴のなかの小石の経験

私にも〈くりかえしみるゆめ〉という概念がある。たぶんあなたにもある。 それが展示会になったのだから、ほんとうにびっくりした。ツイッターには感想を書いていたけど、ブログには書いてなかったので、あらためて記しておく。なぜなら、美術手帖さんのレビ…

「ウエノ・ポエトリカン・ジャム6〜はしれ、言葉、ダイバーシティ〜」レビュー 詩と、お金と、アウシュビッツの短歌

「詩は金融市場とは無縁ですが、詩をお金の力が届かない聖域に祭り上げるのも、誤魔化しのように思えます」――谷川俊太郎さんは自身のブログでそう語った(『立て続け』)。このことばを聞いたときから、私のなかに「詩」と「金」のふたりがずっと居残り授業…